私たち弁理士クラブ(略称「弁ク」)は、知的財産制度及び弁理士制度の改善を図ると共に会員相互の親睦及び福利の増進を図ることを目 的とする弁理士有志の集団です。

 

我が弁クは、昭和22年、終戦後間もない時期に57名の先輩弁理士により設立されて以来、70年を超える歴史を持ち、今日では、知的 財産の実務的観点を重視した研修会の企画・実施、政策の研究・提言などを通じ、所属弁理士のレベル向上と会員相互の親睦を図り、人材を育成しながら知的財産制度の発展に 寄与するべく活動しています。

弁理士有志の集団(会派)は他にもいくつかありますが、「弁ク」は、知的財産の実務に直結する活動について、他の会派の追従を許さない充実度を誇っています。

その代表例としては、実務研究機関として「一般社団法人弁理士クラブ知的財産実務研究所」(http://ip-practice.jp/)を設立し、「判例研究部会」・「判決リスト作成部会」の活動、その研究成果として「実務家のための知的財産権判例70選」の出版など、長年にわたって継続した活動を行っております。

そのほかにも、AI検討会の活動や、知的財産実務に直結する多様な研修会の実施なども継続的に行っており、近年の弁理士を取り巻く環境の変化に対応できるように、将来の弁理士業を見据えた活動を行っております。

また、弁クでは、専属の事務局員を常駐させた弁理士クラブ事務局を有しており、弁ク会員への連絡、各種問合せなどにきめ細やかに対応し、会員サービスの充実に努めております。

加えて、弁ク会員の皆様のご負担をなるべく軽減するべく、弁ク会員への連絡・報告文書の提供を電子化し、ホームページ、電子メールなどの電子媒体を通じて行っているほか、弁ク会員以外の弁理士の方、弁理士試験受験生、就職希望者等にも、ホームページを介して、タイムリーな情報提供を行っております。

今我が国は、コロナ禍という困難な状況下ではありますが、弁理士クラブは、本年度も引き続き、弁ク会員の皆様のために、日本弁理士会のために、日本の知的財産のために、日々、貢献して参ります。